メソメソのblogー主婦な日々。-

主婦になって10年が経ちますが
いまだに料理は下手。家事分担あたりまえ。子供、なし。
3度のメシより仕事が大好き!なバリバリキャリア主婦ブログです。



5月9日(火)、時刻は21時。

次なる攻撃をしかけるべく、
白血球零号機操縦士のメソメソは
碇指令(主治医)の元へやってきた。

左肩をあらわにしたメソメソを前に、
右手に白血球増力剤を持ちながら
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いや、主治医は
こんなセリフ
言ってないですYO!

でもまぁこんなニュアンスのようなことをメソメソへ言ってました。

要は『お母様を一刻も早く治しましょうね』ってことです。←

ステロイドを2錠のみ、注射器によるドーピングが終わったのち、
少しだけ、おかーさんに会えるかな・・・と思い、
集中治療部へ足を運んだ。

ICUのインターフォンを鳴らす。

ICU『はい、ICUです』
メソ『あ、夜分にすみません・・・メソメソと言いますが。少しだけ母に会いたくて来たのですけど、無理でしょうか??』
ICU『あ、はい娘さんですね。大丈夫ですよ、どうぞお入りください^^』


夜9時回っているため、病室内は消灯していた。
母の病室のみ電気がついていた。
きっと、私が面会に来たのでわざわざ付けてくれたのだろう。
母を起こしてしまったと思い少し申し訳なく感じたが、
入室前にガウンなど着用したのち・・・静かに入室した。

メソ『・・・・あれっ?』

母はうつぶせで寝かされていたのに、
仰向けに寝かされていた。

メソ『・・・おかーさーん・・・お邪魔しまぁす・・・』

母はうっすらと目をあけていた!
ちょっとびびった・・・・(笑)

メソ『おかーさん、起こしちゃった??メソメソだよ。ごめんね、こんな夜遅くに・・・』
母『・・・・・(またたきを何度かしている)』
メソ『おかーさん、今日から仰向けに寝てるんだね・・・』
母『・・・・(目を閉じる)』
メソ『仰向けで寝れるってことは、肺にたまってた水が抜けたのかな・・・』
母『・・・・・(目をきょろきょろしている)』
メソ『今日は弟の血液がおかーさんの体内に入ったんやで。これで肺炎をやっつけるんだって!私らもおかーさんの治療に協力できるんよ??明日は私の血液がおかーさんを助けるからね。一緒に頑張ろうね・・・』
母『・・・・・(目を見開きながら、うんうん、と頷き返してくれた)』

看護師さんが入室してきた。

看護師『ちょっと点滴の交換させてもらいますね~。お母様、今朝から意識が戻ってるんですよ♪』
メソ『あ、そうだったんですか!じゃあ、麻酔は効いてないから意識が浮上してるんですね・・・!』
看護師『そうなんです^^麻酔が切れた分、おクチの管が痛いかもしれないので、様子を診ながら痛みを緩和させるような処置になります・・・今はちょうど切れてますので、起きてますね~^^』
メソ『そうですよね。こんな太い管が喉の奥にあったら・・・・おえってなりそう(>_<)』
看護師『面会が終わったら麻酔入れますので意識がぼんやりになっちゃいますが、今のうちにメソメソさんのお声を沢山聞かせてあげてくださいね(*'▽')』
メソ『あ、先ほど少し喋りましたし、痛いのも辛いと思いますのでそろそろお暇しますm(_ _"m)お気遣いありがとうございます!』
看護師『いえいえ^^今日は注射打ったんですよね??夜、寝づらいと思いますが・・・明日に備えて、可能な限りゆっくり休んでくださいね♪』
メソ『ありがとうございます。失礼します┏○))ペコ』


その夜。
私の体の中で覚醒が起き始める。

マリオカートで例えるなら、
両手に赤のカメの甲羅を所持しつつスーパースター状態(一定時間無敵)で
怖いもの無しのままルートを爆走中なイメージ⊂⌒~⊃。Д。)⊃www
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んー懐かしい!!よく遊んだわ、コレ。スーファミのやつね(笑)

症状としては・・・・、
まず、腰のあたりがすっごい疼く!!!
生理痛の重たいやつ・・・男性にはわかりづらいか(;'∀')
鈍器・・・いや鋭利な物で腰をぐりぐりされてるような感覚??
とにかく骨髄があるであろう場所が痙攣しっぱなし。
血球が量産されているのだろう(笑)

そして下半身の痺れ!
んと・・・長時間正座してたらビリビリくるような、あんな感じ。
そしてこむら返りが起こりそうなほど足の筋肉が張っている(笑)
歩くと剣山の上歩いてるようで足の裏がチクチクと痛む('A`)

若干の息苦しさ。
興奮してる状態だから、しゃーないか・・・
変態さんが『ハァハァ』してる情景を思い浮かべてください(笑)

喉の不快感!
魚の骨、喉にささったことあります?^^;
あんな感じで、唾飲み込むと違和感アリアリで気持ち悪かったです。
痛くはありませんでした。

大量の発汗!!!
これが一番参りました_(:3 」∠ )_・・・・
眠りが浅いようで何度か目が覚めて起きるのだけど、
全身汗びっしょりなんですわ。
3回ほど起きたかな・・・・よく覚えてないけど(笑)

自分の汗でひんやりと体が何度も冷えたので、
大事な献血が控えてるのに風邪ひかないかヒヤヒヤモノでした。





よく寝付けないまま、再びNERV(-ネルフ-)へ向かう。←しつこいか(笑)

主治医に呼ばれ、診察室へ入ったメソメソは・・・
予想だにしていなかったことを主治医より通告されてしまった。



つづく。



ついに、母の肺を蝕むウイルスが断定した。

弱毒菌と呼ばれる『マルトフィリア』。
この菌は環境に存在し、極めて発見しにくい菌であり、
主に水回りに存在するらしい。
感染経路としてはヒトからヒトではなく・・・・
カテーテルや医療器具、
抗生物質などの薬物の中に微量だが存在するようだ。

では、母は院内感染だったのか??

正直なところ、カテーテルやその他医療器具、
どの抗生物質にマルトフィリアが付着していたのか
特定が非常に困難であると説明された。
可能性がある、という仮定の話なので
院内感染ではないのかもしれない。

ただ、抗がん剤治療を始める前に医師から説明はあった。
『お母様は一時的に白血球が減るので、感染症になりやすい』と。
おそらくこのとき示唆していた感染症とは、
弱毒菌に侵されやすくなることなのだと悟った。

医師は説明する。
『外部からの強い毒性をもったウイルスならば、毎日抗生物質を投与していたので細菌が体内へ侵入したとしても、すぐ死滅します。しかし、中には抗生物質が効かない菌もいるんです。これにかかると、自身の白血球でしか治す方法がありません』

肺炎のウイルスも色々種類があるようだが
母が今回患ってしまったのは『マルトフィリア』であり、
抗生物質に対して耐性のあるウイルス。
しかも感染すれば致死性が高いとはっきり言われた。
治すには自身の白血球を以って治す以外治療法はなく・・・
尚且つ、元々の病状が『骨髄異形成症候群』なため、
血球数値が正常ではない・・・・。

そこで、荒療治として健康な白血球を輸血し、母の体内へ注入。
いわゆる『白血球の増援』を行うのだ。

先日の記事にも書いたが、
これは日本では普及していない治療法であり、リスクもある。
白血球は本来、骨髄移植をして生産されるもの・・・
しかし、ドナーが見つからず肺炎が発症してしまった現在、
待っている余裕が無い。

マルトフィリア(大魔王バラモス)討伐の為
ドナーに選ばれし3血士(さんけつし)たちは、見事試練をクリア。

マルトフィリアのいる最終ダンジョンへ向かうべく、
攻略に向かうための下準備に取り掛かった。
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『顆粒球輸血(かりゅうきゅうゆけつ』
マルトフィリア討伐スケジュールは、下記の通りである。

5月8日(月)夜21時。
白血球初号機操縦士の弟へ、白血球増力剤を注射。
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ステロイド2錠服用。その後帰宅。

夜、全身筋肉痛が起き興奮状態にあり(覚醒!?)
なかなか寝付けないまま夜を過ごし、
朝9時になり初号機はNERV-ネルフ-(つまり血液内科外来)へ訪問。

およそ5時間激闘の末、無事に脱血処置完了・・・・・。
弟はおよそ13か所極太注射をぶっさされ(肉厚体型だったので)、
血管が細いため脱血スピードを落としながらの処置になったとの事。

その後白血球初号機の血液は放射線を照射され、浄化。
母の体内へ侵入。。。マルトフィリア討伐へ向けて始動した。

母の容態が一時的に低下。
体の中で、大魔王バラモス vs 初号機のバトルが繰り広げられていた。
心拍数、血圧、酸素濃度が下がりはじめるも。。。

戦闘結果は、
CRP値(肺炎):36→28、
白血球:10→350
血小板:9000→27000。

顆粒球を入れたことにより、数値は少々ではあるが回復!!
臨床は成功したと言える。
が、しかし・・・まだまだ大魔王バラモスの勢力は強いままである。
追い打ちをかけるべく、次は白血球零号機(メソメソ)を始動することとなった。


※ドラクエとエヴァのみっくす文章で混乱した内容となりすみませんでした※



つづく。




5月8日(月)AM9時過ぎ。
慌ただしい職場の中、私の携帯が鳴る。

メソ『はい、メソメソです』
先生『おはようございます、主治医の●●です。今、少しお時間大丈夫でしょうか??』
メソ『はい、大丈夫です。どうされましたか??』
先生『はい、実は頼みたいことがありまして・・・急で申し訳ないのですが、メソメソさんと、弟さんと、メソメソさんの旦那様に血液提供の協力を申し出たいのです。できればメソメソさんだけではなく、3名様一緒に来てもらいたくて。詳しいことは病院でお話しさせてもらいたいのですけど、どうか来ていただけませんか??』
メソ『わかりました!何時ごろお伺いすればいいですか?』
先生『昼1時頃、都合大丈夫ですか?』
メソ『もちろんです。何とかして向かいます。』
先生『ご協力ありがとうございます。それではお待ちしております。』


父に電話の内容を伝えると、
会社のことは任せて行ってきてくれ、と即答。
こんな時、家族経営で助かるなぁ・・・と痛感。
他の企業に勤めていたら、すぐ抜けれなかったかもしれない。

できるだけ今ある受注注文出荷の準備を急いで行い、
午後から3名抜ける段取りを組んだ。





午後、1時。

主治医から、協力に関しての詳しい説明をされた。
母の酸素供給が安定期に入ったため、
次なるステージアップ(肺炎の本格的な治療)を行いたいのだと言う。

本来ならば、赤血球と血小板輸血は
血液センターから病院が購入しているのだが、
どうしても日数がかかるので、
母の容態は一刻を争うため待っていられないらしい。
(最短で1週間~10日ほどかかる)
血液センターから購入する血液は鮮度も落ちているので、
なるべく鮮度の良い血液が理想なのだそうだ。

納品するのを待つとなると、
肺に更に深刻なダメージを与え続けることになるばかりか、
その多臓器もダメージを追ってしまうため、、、
早急に手を打たなくてはならない。

ここからが本題である。
日本ではまだ普及されていない治療方法になるのだが
同じ血液型の家族・親族が居る場合
白血球濃度をあげたのち血液を提供してもらい、
血液中に含まれる白血球・血小板を母へ輸血し、
健康な白血球・血小板を以て母の肺炎ウイルスを撃退し、
母自身の白血球回復を臨むという治療法を行う
ようだ。
費用はすべて病院が負担。
『臨床』として協力してほしいのだそう。

ただし、これにはリスクも当然伴う。

まず、レシピエント(患者)への負担。
自分以外の血液が入ることで、反応がどうしても起こってしまい
一時的にすべての数値が低くなる。
他、肺炎を治すどころか他臓器を破壊しかねないという事。

やってみなければわからない、という極めて不透明な治療法であるとの事。

そして、ドナー(私たち)への負担もある。
一時的に白血球濃度を上げるために、
ステロイド2錠服用、腕に注射を打って24時間後に脱血を行う。
脱血時間はドナーの健康状態にもよるが、
平均して3時間脱血処置、最大で10リットル摘出をする。

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普通に考えれば10リットルも抜くとなると
絶命しかねないのですけど、様子を診ながら血液を抜き
必要な分の血液を採取(??)、不要な血液は体へ戻す
というルートを作っているので、気を失う事はありません。
カルシウムを多く消耗するため、点滴処置も施されるようです。
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これにより、一時的に体温・血圧の低下、体の痺れや全身倦怠感、
のどの不快感・腰椎の鈍い痛み、大量の汗が出るなどして
副作用が伴う。これらの副作用は、ドナーによりけりらしい。

大前提として、ドナーがレシピエントと同じ血液型であることと、
若く健康な血液保持者でなくてはならない。

採血、採尿、心電図・エコー、レントゲン、血圧測定、身長・体重計測。

説明が終わり、私たち3名は同意書を記入し、提出。
検査の結果、3名とも健康な血液であると診断された。

つまり・・・・、
私たちはドナーとして合格した!!
これでおかーさんの治療に協力できる!!

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A型バンザーイ!!




つづく。



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